UFOに乗りたくて。

UFOや宇宙人、古代宇宙飛行士説など気になった記事を紹介します。

宇宙人が存在しそうな星。パート2

前回の続きです。

ドレイク博士の宇宙方程式、「N=N*×Fp×ne×Fl×Fi×Fc×FL」について、どなたにでも解るよう説明します。

漢字が読めないとキツいかもしれませんが、九九が出来なくても、数値と計算はこちらで用意しますから、数式大嫌い!というバリバリの文系の方でもご安心を。

 

まず最初の「N」が疑問への答えになっています。

つまり「N」は、

銀河系の中に、(現代地球人並みに)進歩した技術文明の世界がいくつあるか?です。


「N*」は、銀河系の中にある恒星の数です。

恒星というのはちゃんと定義がありまして、「自ら光を発し、その質量がもたらす重力による収縮に反する圧力を内部に持ち支える、ガス体の天体の総称」になります。
私たちの住む地球は太陽系にありますから、この恒星系では「太陽」が恒星にあたります。

 

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(別名:お天道様) 

  

「Fp」は、銀河系そのものを持っている恒星の割合です。
 超デカいお日様がどんだけあるか?ですね。

 

「ne」は、少し、ややこしくて、「ある特定の惑星系に於いて、生物の存在しうる生態学的環境を持つ惑星の数」という、学者は物事を簡単に言えないのかよ!的な数値ですが、要するに、地面とか海とかあって、生き物がいそうな星の数を指しています。

 

「Fl」は、生き物が生きていける環境があって、「実際に誕生した」惑星の割合です。
 このあたりから、ワクワクしてきますね♪

 

「Fi」は、もっとワクワクしますよ。
「生物の住む惑星の中で、知的生命体のいる惑星の割合」ですから、モロに宇宙人がいる星の数を指しています。

 

「Fc」は、UFOや地球外知的生命体の存在を信じている人にとって、最も重要な値になります。
「知的生命体の住んでいる惑星の中で、通信技術を持つ文明人のいる割合」です。
 円盤作って飛ばす前にまず、その惑星内で電話とかメールできなきゃ!ってことですね。

 

「FL」は、その惑星の寿命の中で、技術的文明人の存在する期間の割合という悲しい数値です。


 例えば、地球の場合だと(文明を作っていたかどうかは別にして)人間が誕生する前に、恐竜がうろついていた時代がありました。
ご存知の通り、滅びています。

 

現代の人間も、

というか極東アジアでも、

というか、はっきり言ってしまえば、例の“やたらと無慈悲な攻撃をしたがる国”とかけっこう危険です。

 

どこかの国が核ミサイルを撃った場合、撃ち込まれた国に核ミサイルが配備されていたら、ほぼ例外なく自動報復が行われます。

偉い人が指示をするとか、ボタンを押すとか原始的なことをしなくてもいいように。
そして、その国の兵力が機能できないくらいに損害を受けていても、相手を滅ぼせるようにという「死んだ後でも殺してやるからな」システムがないと、核兵器を持つ意味がない為です。

 

アレは使わないし、使えない兵器で、「でも使ったらマジパネェから言うこと聞けや!」という、弱者にしか強く出られないチンピラ理論を体現化した科学の結晶なのです。(←頑張って進化したのに、やってることは原始人と同じ orz)

 

これを軍事では抑止力と呼びます。

というわけで、ふつーは使いません。


でも、核弾頭を搭載できるんだぜ?と主張するには、その核弾頭がないといけませんから、大国だの、先進国だの、テロ国家だの言われている各国は備蓄しています。
米露などは、ものすごい数を持っていたりします。

 

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(もうちょい恐い感じの核兵器が多いです) 


その割には不景気で、軍事費削減なんかするものですから、メンテナンスもままならない「すげー厄介でお金のかかる脅迫装置」が、けっこうあります。
公式には、そうなってしまったら大変だが、ちゃんと管理・保全してるから大丈夫ダヨとアナウンスしていますが、明らかに開発能力のない国々が核弾頭やミサイルを持っているのは「買った」はずですから、メンテ代が足りなくなったら売り飛ばしているのは明白です。

 

放射能が漏れればドエライことになりますし、間違って吹き飛んだ日には攻撃されてもいないのに滅亡しますし、イカレた指導者が本当に発射したら、そこかしこで自動報復装置が作動してバンバン核ミサイルが飛び交い、最終的には地球の地殻が保てなくなるか、モグラあたりの別の生き物が次の文明を作ることになるでしょう。


長くなりました。

 

つまり「FL」は、宇宙人がいたとして、文明をいつまで存続できるか?という値になります。(この一文で済んだのか…orz)

 

*次回は実際に数値を当てはめます。

 いわゆる「天文学的数字」が登場しますが、計算機もそろばんも要らないので、お楽しみに。